甲状腺科

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※→女性医師

内分泌代謝科専門医・指導医が甲状腺疾患の検査と治療を行ないます

「甲状腺の病気」はホルモンの分泌に関係した病気の中では、糖尿病に次いで多いものです。とくに20~40歳代の女性に多くみられます。
また、甲状腺の機能異常により、動悸・倦怠感・むくみ・体重の増減など様々な症状が現れます。甲状腺疾患の一種であるバセドウ病では眼球突出(眼が出る)の症状が現れる場合もあり、眼の症状をきっかけに受診をされる方もおります。

  • 甲状腺疾患の症状

甲状腺の病気は、甲状腺の働きが高まりすぎて起こるもの(甲状腺機能亢進症)、低下して起きるもの(甲状腺機能低下症)、腫瘍ができて起きるものの3つに大別されます。バセドウ病に代表される甲状腺機能亢進症は、甲状腺の働きが高まり、甲状腺ホルモンの分泌が多くなることによって起こります。新陳代謝がより活発になり、身体がほてる、あせが多くでる、追い立てられるような気分になる、といった症状が現れます。
一方、甲状腺の機能が弱まると、甲状腺ホルモンの分泌が減少します。新陳代謝が低下し身体の冷えや皮膚の乾燥、気力減退、記憶力・思考力の低下、うとうとするなどの症状が現れます。受け答えもゆっくりとなり、こういった精神面の症状から、うつ病や痴呆症と間違われることがあります。甲状腺機能低下症の代表的なものとして、慢性的な甲状腺炎による橋本病があげられます。
また甲状腺内にできる腫瘍には、良性と悪性があります。しかし腫瘍は甲状腺機能には影響しないため、それによってホルモンのアンバランスや精神状態に大きな変化が起こることはありません。甲状腺機能に異常があるかどうかは血液検査をおこなえばわかります。

●甲状腺機能亢進症:甲状腺機能が高まり、ホルモンが多く分泌される
●甲状腺機能低下症:甲状腺機能が弱まりホルモンの分泌量が低下する
●腫瘍:良性と悪性があるが、約8割は良性。甲状腺機能に影響はあまりない

  • こんな症状の方には受診をおすすめします。

これらの症状は、更年期障害、自律神経失調症、うつ病、痴呆症、肝臓病などの甲状腺以外の病気でもよくみられます。原因を特定するために自己判断をせず、ご相談ください。

  • 当院での検査

甲状腺超音波検査
首にゼリーを塗り、超音波で甲状腺を調べる検査です。超音波の反射を利用して甲状腺の形態や腫瘤、血流をみて炎症の有無、副甲状腺の有無や頸部リンパ節腫脹なども観察します。超音波は人体に無害です。

■甲状腺細胞診検査
甲状腺に腫瘍(しこり)が見つかったとき良性か悪性かを診断するために用いられる検査のことです。

■血液検査

医師紹介

■羽毛田 公

【略歴】
東京女子医科大学病院
腎臓・高血圧・内分泌内科救急医長

【主な資格】
日本内科学会認定総合内科専門医
内分泌代謝科専門医・指導医
高血圧専門医

■(院長)秦 重美

略歴】
日本大学医学部卒 医学博士

【主な資格】
日本医師会認定産業医
日本医師会健康スポーツ医
難病指定医
身体障害者判定医(科目:肢体不自由)